aftersun／アフターサンのshokoのレビュー・感想・評価

美しい映像、父と娘のバカンスの記憶…とは裏腹に、こんなに考察したのはスリービルボード以来かもしれない。初めはまったり観ているが次第に違和感を感じ、間に挟まるストロボで緊迫感が増していく。アンダープレッシャーやR.E.Mの歌詞ともリンクさせ、切ないラストを迎える。エンディングはズーンとした余韻で胸がいっぱいに。
サブテキストがふんだんなので2回目を観ると全く異なる作品に見える。繊細かつ斬新な映像で深読みさせてくれる素晴らしい映画でした。