まだ僕は"幼い"のかもしれない。
最初に出た感想がそれだった。多分、年を重ねれば重ねるほど味が出る作品なんだと思う。
表向きはキラキラで、情景も美しく、バカンスを無邪気に遊ぶ子供と見守る親なんだけど、時折、暗転して、心の奥底に存在するものが映し出される。それが何かは分からない。でも、ソフィがカラムと同じに年齢になり、ソフィの中にも暗転が差し込む。目も開けられないほど。もう察しちゃうよね。
子供は無理をして、親に何も言わないっていう子が大多数だと思うんだけど、それは親も一緒なんだなって
カラムと同じ年齢になったらまた見る。
