見終わってから、泣けてくる作品。
見ている時は、つい大人目線で、父親のなんかちょっと危い言動にハラハラ、ソフィの思春期ならではの興味にハラハラしつつ、途中にカットインされる大人になったソフィが父親を思い出している事実になぜか安堵を覚え、そしてだんだんと感傷的な気分に。
ハンディカメラの子供ならではの角度や、映り込む父親が読んでいる本のタイトル、劇中かかる馴染みある音楽たちの歌詞、、、見終わった後にしみじみと思い出す。
ソフィの父親に対するなんとなくの不安と、ティーンならではの自己中心さと、無条件の親への愛情が映像から伝わってきて、子供の幼少期だけでなく自分の幼少期さえも思い出させるセンチメンタルな作品だった。
2024-8
