のり

aftersun/アフターサンののりのレビュー・感想・評価

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)
3.5
(これは1回目の感想です)
愛の物語。
父と娘のバカンスをハンディカメラで撮り続け、大きくなった娘が父からの愛を回顧する。ただ、どこか爽やかさの無い、理解しきれない話だった。なぜこの作品が絶賛されているのか、、

観終わって考察を読んだらとても切ない気持ちになったと同時に、この構成と見せ方にしたのは凄いなと。何も語らず、表現していたとは。。。
絶句してるので明日もう一度観て感想更新する。

(2回目)
見方が180度変わった。この奇妙な仕掛けがとても面白い。
ソフィが本当は家の壁を黄色に塗りたいと言っていたことと、ソフィの記憶で印象に残っているシーンには黄色が多様されていて(服とか)、これらも全て繋がった。
普通の映画は点と点をつなげて面白くするけれど、この作品は点と点を繋げずに点自体で線を作りに行こうとしているイメージ。相関の高いグラフのよう。
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