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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版のあのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

90年代の台北を生きる若者たちの群像劇。
誰も理想や思惑通りにいかずその度にすれ違っていくのが面白い。
10人程度のメインの登場人物を次々と掛け合わせて色々なシチュエーションをスムーズに見せていく脚本のシンプル巧さ。
終盤のチチの和解の一言でモーリーのシルエットの中に笑う表情がうっすら観えるところが良すぎて「ここラストで良いんじゃない」なんて思ってたら、ラストカットでエレベーターのギミックを映画史上最高にロマンチックに利用した長回しが出てきて感動と驚きで泣いた。マジ良い
あ