衝撃受けました。
武蔵野館出てすぐ思わず人に電話しちゃいました。
「この映画凄すぎねえか?」と。
そんなこと初めてだったのですが。
『牯嶺街』は監督のコントロールを超えて表出しているカオスがエグいと思いますが、それよりもエドワード・ヤンのコントロールが行き渡り切っている『恋愛時代』や『恐怖分子』が好きです。
チチとモーリーが真夜中の庭でタバコを吸うシーンと早朝のオフィスで仲直りをするシーンが会話も色味も構図も最高に良いし、チチと作家のくだりもとても面白いし、ラストシーンもお洒落すぎる。
台湾の『ハッピーアワー』だと思います。