夫婦間のメロドラマと、妻が一人で博物館や遺跡を観光するシーンはそれぞれ面白いけれど、でもそこまで観光シーンに時間を割く必要がある?
...と思ったら、なるほど〜そういう仕掛けがあったのねって感心した
巡る観光地(ラストのパレードを含む)の順序と、夫婦間の関係の変化に意味があったのか
夫婦間のドラマには、キューブリック『アイズ・ワイド・シャット』に近いものを感じた
☆
ラストシーンも、よくあんなの当時の技術で撮影できたなぁと思う
しかし博物館のシーンが一番のマイフェイバリットで、モノクロなのに彫刻のそれぞれが美しく撮れてる
夫が娼婦に出くわしたシーン
車を一回転させて戻って来た時の、引きで撮った娼婦の立ち姿が印象的
☆
明らかに嫌がってるのに、なぜか無理矢理に『カタコンベ』に妻を連れて行こうとするオバさんがちょっと面白かった
「明日は『カタコンベ』に行きましょうよ。案内してあげるわ。」
「何それ?」
「古代のお墓の遺跡よ。」
「気味が悪いわね...」
「でも40万人以上の骸骨がたくさん並べてあるのよ!」
会話のキャッチボールが成立してない
☆
死ぬまで海外なんか行くものかと思っていたけれど、イタリアの街と遺跡や火口などのおもしろスポットはマジ楽しそう
行ってみたい!