青夢

アイアム・ア・コメディアンの青夢のレビュー・感想・評価

5.0
#アイアムアコメディアン #村本大輔 

やはりTVは娯楽媒体ではなかった 
薄々感じていたんですけど 「200→1」のデータでハッキリしました 
ニュース番組の司会者 
お笑い番組の出演者 
映画が制作され 
色々な番組で宣伝する俳優達 
 
テレビで活動する人たちは許可されてる
 
誰に?  

 
 私の大好きな俳優 思い出しました 過去 暴走族何千人モノ人間に影響を与えた 伝説的バイクチームのカリスマ
その方が政府の着ぐるみを着ていた オチャメー❤︎なんて思ってた私 テレビに相当価値観育てられてました 

全てのテレビ出演者は許された範囲の中で当たり障りのない活動をしていて  
少し尖ってやろうと思う人は  
最近だと「サブウェイ注文できるのかな?」って 
それでジャッジを下され セーフ そこでアウトだと一気にテレビからは消えてしまう  
「どんだけ伸びてもニ位」なんて言う人はテレビには出られない
ゆるいと自分を蔑む 尖りすぎるとゴハンが食べられなくなる そんな世界観でテレビの人達は頑張って生きてるんだ 
そんな事わかってたよ という人は私を含め大勢いると思います 
しかし「200→1」は想像以上に酷な数字でした 

アウトの人はテレビから消えるだけではなく 叩かれる  

人って本当にわざわざネットで誰かを叩くのかなー 
 
 この人間が世に出ると困るグループが徒党を組んで裏垢を使い見せしめの様にヘイト攻撃をする 
そして時が過ぎると なぜ叩かれたかの経緯もネットから削除する  
人々は知らないうちに多くの検索ワードが消されてる 

なんて まるで中国のネット検閲の様なことが起きているとしたら怖いなと思いました 


この映画 最初から最後まで突き刺さりまくりでした 父親との会話 相方の事 コロナの事 アメリカの事 病気と向き合ってる人 障害と向き合ってる人 

その中で オオッと思ったことが慰安婦の事です 
 映画の中で 在日韓国の人と村本氏が酒の席で語り合っています 
“いつまで謝り続けるのか問題”
正直私も慰安婦像をアメリカに持っていく事になんで?って思っていました 
映画の中の朝鮮ルーツの若者の言葉はとても突き刺さりました 
この考え方100%支持できる 
韓国の人ずっとこういう事が言いたかったんだ 

この映画を見た事で気がついた ひとつの場面でした  

*******************追加*****************

原発事故起きた時 与党野党関係なく日本アベンジャーズで行くと信じていた国民がガッカリしてた時期 ルミネでたまたま政治ネタやってるウーマン見て オオッ‼︎ってなって 朝生見たり フォローしたりしてたけど この映画の中の村本氏の活動 知らない事ばかりで驚かされました ゴールデンラジオで大竹さん 笑えるねって言ってて 本人笑えないって言ってたけど これからも注目していきたいと思いました 
青夢

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