ホイッスル

アシュカルのホイッスルのレビュー・感想・評価

アシュカル(2022年製作の映画)
3.3
東京国際映画祭、コンペティション部門にて。

映画祭公式のあらすじが"ジャンル映画に政治的メッセージを注入した異色の監督デビュー作。"とのことで、過剰でわかりやすい作品かと勝手に勘違いしていたのですが、静かで、ややアーティスティックで、寓話的な一本でした。
フィルムノワール的な枠組みに絶妙なロケーションが上手くマッチしていたものの、個人的にはそこまで刺さらなかったかもしれないです…。
Q&Aを受けて、全体的な着想や政治的な流れを把握できたので、映画祭で出会えてよかったです。

■あらすじ(TIFF公式HPより)
チュニスの郊外。民主化運動の最中に工事が中断された建設現場で黒焦げの死体が連続して発見され、ふたりの刑事が捜査を始める。ジャンル映画に政治的メッセージを注入した異色の監督デビュー作。
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