若きユグオの喜びと悩みのおまつのネタバレレビュー・内容・結末

純粋な「僕はこれが好き」という信念ひとつで頑張るひとりの少年の眼差し。
こういう人って本当に世界でも極稀で、さかなクンさんに似たものを感じる。彼も生きてさえいれば文学界に名を残す人になれたかもしれないのに、最後があまりにも残念。
惜しい人を失くした。ご両親もきっと周りから色々言われているはずだけど聡明なロジカルさを持つご両親で「ルーマニアに行かせた事に後悔はない」という言葉が救いだった。彼の熱意を尊重してあげられた事がご両親にとって支えになっていれば。