サンタムール

春に散るのサンタムールのネタバレレビュー・内容・結末

春に散る(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ここ最近のニュースで一番泣いたのが、中洲大洋閉館のニュース。建物の老朽化やて?あの、レトロな感じが良いとに❗😭そのまま、残して国の重要文化財にするべきなのに❗😭

生まれて初めて行った映画館なのに❗😭
これまでこの劇場でたくさん笑ったり泣いたり、感動をもらってきたのに❗😭

…。
前置きが長くなりました。

娘と鑑賞して参りました。

原作は未読です( ・`д・´)


【春に散る】

どう生きるかなんてどうでもいい。どう死ぬかなんて、知ったことか。あるのは「今」だけ-。二人は「一瞬」だけを生きると決めたー。
っていうフレコミです。


ボクシングものは、感動もののテッパンやからね。そんじょそこらのアイドルが演じても感動できまへん。
そこは、横浜流星×佐藤浩市やけん、はずさんばい❗

横浜流星がまた、役を作り込んできましたよ。【君の瞳が問いかけてる】の時よりさらに演技がパワーアップしてる。今作品のために、ボクシングのプロテスト合格までしてるって言うんだから、流石の流星よ。
ムッキムキだけどシュッとした身体に、一緒に観ていた娘もメロメロパンチ😍だったようです。

STORYとしては、不公平な判定負けをした元プロボクサーと同じく判定負けした若いボクサーの出会いと成長と…アレコレ。

横浜流星もいいけど、対戦相手を演じた坂東龍太も窪田正孝もいいよ。ボクシングシーンは手に汗握りました。流石松浦慎一郎👏松浦慎一郎が関わっているボクシング映画はハズレなし🔥
娘なんかは、試合後のシーンで、拍手してたからね😂

あと、流星演じる翔吾の母親役の坂井真紀が、やっぱりヒドイ母親でいい感じ😂
可愛い彼女役の橋本環奈も、変わらぬ演技の山口智子も、ボクサーやってた片岡鶴太郎も、回りを固める俳優たちもいいので、安心して観ていられます。

翔吾が勝ち上がっていくにつれて、病状が悪くなっていくトレーナーの仁さん。翔吾が長生きしておくれよ。父親になっておくれよ。と懇願するシーンでは目頭が熱くなってしまった。

タイトルからして、佐藤浩市か横浜流星のどちらかが散るのは分かっていました。

着地点は、やはりそうか。

でしたが、、桜の木の根っこのところで、目を開けたまんま、ドテーン❗としたポーズで…。
わざとそうしたのかもしんないけど…。
…何となくちょっと笑ってしまったという、不謹慎なアタシなのでした…。


隣にいた娘もつられてなのか、笑ってました😂
普通はベンチとかに座って、静かに目を閉じて死ぬんかなぁ~と思ったらちょっとカッコ悪いポーズで亡くなって、カメラもそのアップからすーっと遠ざかって題名が出るのがなんかおもしろかった。
そうです😂
見終わった後、帰り道でシュッ。シュッ。って言いながらシャドーボクシングしとりました。

そして、仁さんを演じていた俳優は、こないだ【中洲のこども】で橋の下で鰻つりをしていたホームレス役の人とおんなじ俳優さんだよ。と、教えてあげたら娘、驚いてました😂
佐藤浩市は名優ばい。😂

そんな【春に散る】なのでした。
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