オーウェン

ホワイト・ドッグのオーウェンのレビュー・感想・評価

ホワイト・ドッグ(1981年製作の映画)
4.0
犬が牙を剥いたパッケージから想像するに、犬が人を襲いまくるB級作品なのかと思っていたが大分違っていた。

犬を轢いてしまったジェリーは治療を施し飼い犬として育てることに。
ところがその犬は黒人だけを襲うことを調教されたホワイト・ドッグだった。
被害が増えることで、調教師に預け何とかしつけようとする。

話以前に犬がよく訓練されており、なつくところや芸もしっかりできる。
そして襲うときの迫力が半端なく恐ろしい。
人間に襲い掛かるシーンなんて、ほんとに現実起こっても不思議でない。

また犬をしつけるのが敢えて黒人という点で、ラスト非常に切ない余韻に仕立て上げているのも好感が持てる。
調教するのも度が過ぎると危ないという例のような作品だった。
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