デパルマ

新婚道中記のデパルマのレビュー・感想・評価

新婚道中記(1936年製作の映画)
3.5
坂元裕二これ観て『最高の離婚』の着想得たんじゃない?と思うほど似てる。離婚を決めた夫婦の最後の60日間。裁判でペットの犬の親権を争ったかと思えば、新たな恋路を手伝ったり、顔を合わせる度に少しずつ関係性が変化していくのが面白い。まさかケーリーグラントが瑛太に見えるとは。それにマッサージ師の綾野剛(真木よう子じゃない)が登場して笑う。お前ら結婚しろよwwと言いたくなる後半の楽しさったらない。台詞劇よりドタバタギャグ主体の愛らしい『最高の離婚』。同じ題材で三谷幸喜が撮ったらこんな風だろうか。ラストシークエンスの扉の使い方が秀逸だったので加点。
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