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ほの蒼き瞳のJIZEのレビュー・感想・評価

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)
3.6
1830年のニューヨークを舞台に引退していた元刑事があとに作家として世に知られる風変わりな若き日の"エドガー・アラン・ポー"と出会い猟奇殺人の解明へといどむ。NETFLIX先行上映もの。主演のクリスチャン・ベールより『ハリーポッター(2001~2011年)』シリーズのダドリー役を演じたハリー・メリングの芝居が立ってて、キャストの置き方がまずうまい。また基はルイス・ベイヤード原作の小説「陸軍土官学校の死」。全体的に"フーダニット"系譜の本格ミステリーの手垢や、ハードボイルドの荒々しさを兼ね備えながらダークなその世界観がキャラや設定映えしていた。美術や衣装のクラシックの装いや禍々しさなどディテクティブものすきには刺さる推理映画だと思う。
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