ルイス・ベイヤード著「陸軍士官学校の死」の映画化。
ブルーグレイな色彩が冷たく重厚な世界を作り、1人の士官候補生の死から始まるミステリアスな猟奇殺人の謎を深めている。
腕利きの元刑事ランドーと軽妙に推理を働かせる若きエドガー・アラン・ポーが事件に挑み、背景に見え隠れする黒魔術が不気味さを膨らませていくのだが・・・。
クリスチャン・ベールの人間味ある演技とハリー・メリングの頭良く軽さのある演技の共演が単なるミステリーとは違うヒューマンドラマの体をなしていて好み。
”あの舞踏会で巡り合っていたら・・・” 切ないドンデン返しにホロっとさせられた。
あれやこれや犯人の見当付けたけど全部ハズレ。面白かった。
監督 スコット・クーパー
キャスト
クリスチャン・ベール
ハリー・メリング
サイモン・マグバーニー
ティモシー・スポール
トビー・ジョーンズ
ハリー・ロウティ
フレッド・ヘチンガー
ジョーイ・ブルックス
シャルロット・ゲインズバーグ
ルーシー・ボーイントン
ロバート・デュヴァル
ギリアン・アンダーソン
スティーブン・マイアー
ブレナン・ケール・クック
オウラ・キャシディ
スコット・アンダーソン
ギデオン・グリック
ジャック・アーヴィン
マット・ヘルム
ハドリー・ロビンソン
マティス・ゴールドステイン
チャーリー・タハン
ビル・ウィコウスキ
アグネス・ハーマン
ニコラス・ベラヴィア