これを観た人は最初絶対違う映画押しちゃったと思うかも(笑)
科学が発展した今なお信仰という文化が残る理由が分かったような。
冒頭の謎のシーンが作品をフィクションだと強調した事によって、視聴者は物語だと認識して作品に魅入る。
一方で本編では一切食事を取らない少女を巡り、信仰心の強さによって死という概念を肯定する身勝手な神父たちと、本心では彼らに抗いたい女性たちという構図。いかにも昨今のジェンダーレスなノンフィクション的内容。
そしてエンディング。フィクションであるはずの物語に浸ったその瞬間、極めつけのインアウトインアウト。
どうやら、作品に弄ばれていたようだ。
「Florence Pugh is sacred to me.」