前作できれいにまとまって完結したと思っていたので、今回の続編にはちょっと不安がありました。
ストーリーは前作から3百年後の設定。
前作までの主人公シーザー亡き後、猿たちはいくつかの部族に分かれて相互はあまり干渉せず暮らしている。
が、野心を持った支配者が現れて失われた人類の技術を手に入れようとしている。
それを人類の生き残りと若い別部族の猿が共闘して阻止しようとする、というのが大まかなストーリー。
当初、なんか300年経っても猿はあまり進化してないし、スケール感も落ちたかなぁ、ストーリーも特に目新しさはなさそうだしなぁ、と少々がっかりしましたが、物語が進むにつれそんな単純な話ではないことがわかってきて、最後は十分満足しました。
とはいえ、前3作の域までには達していないかなというのが正直な感想ですが、これは新しいシリーズの第1作目として、続きを期待します。