夏はとうに過ぎ去り冬至も近いのに恐竜映画のレビュー。狂神フィル・ティペットが1985年に制作した短編ストップモーションアニメ映画。

森の中で草を喰みながら歩いている一頭の草食恐竜、その後をつける🦖、やがて…

当然のごとく動きはカクカクしてるし、ライティングもいかにもスタジオの中ですといった感じではあるけど、精緻を極めたミニチュアはそれだけで一見の価値ありだし、二頭の恐竜が格闘するところの生々しさは流石巨匠と言ったところ。

この後「あの」恐竜映画によって自身のキャリアが大きな転換点を迎える事になろうとは知る由もなし。

YouTubeで鑑賞

ストップモーションアニメなのにカメラがブレる、迫力が凄い、どうやって撮ってんのコレ、

ジュラシックパークも当初は恐竜をストップモーション(ゴーモーション)で撮る予定だったらしい、この作品を観たらそっちの世界線のジュラシックパークも観たくなるなぁ、無いものねだりだけどコレ観たらそう思うって、

フィル・ティペット御大のティペットスタジオの一作目。
10分程度の短編映画です。

スター・ウォーズのホロチェスゲームのデジャリックと比べるとなんと滑らかに動いていることか！

特に最初のトリケラトプスが草を食べてるシーンはなんともよかったですね。

時折、恐竜目線にしたり、風景の映像を回してみたりと、手間をかけない努力がみられました。