石川県が舞台の作品を
石川県のミニシアターで鑑賞する
これぞ一人旅の贅沢
最近の趣味でもある
旅先で映画館に行ちゃう贅沢
せっかくなんでその地でしか出会えない作品だと尚よろし
そんな感じで気ままに散策してますが
今回は
石川県の金沢にある「シネモンド」に訪れました
ショッピングモールの1テナントとしてこじんまりとしたワンスクリーンの劇場
WEBでのチケット購入は出来ませんがワンスクリーンなので
現地に行って上映料金と座席選んで入場するだけです
今回鑑賞した作品は
「にびさびの巣」という石川県が舞台の40分ほどの短編
40分の短編でフルプライスなのはいかがなものかと思いつつ
北陸でケチっても仕方ありません
ガンガンお金を使っていきましょう
東京に住む主人公が
姉からの連絡で帰省する話
昔住んでいた祖母の家が取り壊されることになり
祖母からの遺言で姉と一緒に片付けをしてほしいとのこと
祖母の死から数年経っても
まだその事実に向き合えていない主人公
世の男の子はみな、おばあちゃん子なのは分からんでもない
それでも思春期を未だに引きずって大人になりきれてない主人公は見ていて恥ずかしい
変わらないものなんてないんだけど
変わらずに残り続けるものもある
それは記憶であったり写真であったり
祖母の写真を整理しながら
姉から写真を撮ろうと誘われる照れ臭さ
家族での写真を恥ずかしく思うようになったのはいつからだろう
でも
いつかは無くなってしまうもの
恥ずかしさとか捨てて写真を残すのも悪くない
頭の中だけでは思い出せないことだって
写真をきっかけに色々思い出せることだってあるんだから
きっと写真は記憶のしおりみたいなものなんだよなと
旅先で少しほっこりする良い作品
…にしても金沢めちゃくちゃ良かったな
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劇場名 ：シネモンド
上映日 ：2024/09/09(月)
上映時間：17:10～
上映作品：にびさびの巣
座席 ：52
