twitwilights

あしたの少女のtwitwilightsのネタバレレビュー・内容・結末

あしたの少女(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

人によっては姉妹編とも呼ぶ、ペ・ドゥナ×チョン・ジュリ"私の少女"は未見。

大"ブラック"コールセンターの描写がリアル過ぎて辛い。
あちらこちらでインセンティヴ。
マトリョーシカのような搾取の連鎖。
まさに " 怪物だぁーれ? " である。
ここが新自由主義社会の末路なのか。

足元を捉えるカメラも印象的だ。
頼りないソヒのサンダルに対比させたかのような(同じ画角!)ユジンのタフなブーツ。
私が仇を取る、と宣言しているようにも映った。

また、倒れては立ち上がる冒頭のダンスシーン。結構な長回しのそれが「社会的自立」の暗喩であったことに気づく。

………………………………………………………………

「車両ウィンドウ越し見張り刑事」役最高峰のペ・ドゥナは今回も健在w

日本版リメイクキャストを考えたら、ソヒ役は伊東蒼しかいないw
twitwilights

twitwilights