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あしたの少女のoのレビュー・感想・評価

あしたの少女(2022年製作の映画)
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クソな会社、そんな会社に送り出した学校と教師、教育庁、事なかれ主義な警察、周りを見てもろくな仕事がない環境、子に無関心な親、成果主義によって余裕がなくなって自分以外に無関心な社会の行き着く先を突きつけられて見ていてずっとツラかった。
チョン・ジュリ監督の映画を見るのは『私の少女』以来で実に8年ぶり。今回もペ・ドゥナが重要な役割を担ってる。
根本的な問題が根深すぎて途方に暮れそうになるけど、答えがないからこそ、映画の終わり方に見る人が問われていると思った。「あなたはどんな社会にしていきたい?」と。少しでもマシな世の中にしていきたいと自分は思う。
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