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余命1ヶ月の花嫁のopokoのレビュー・感想・評価

余命1ヶ月の花嫁(2009年製作の映画)
3.8
2024/05/26視聴、U-NEXT

週1は邦画を観よう会。
FilmarksでClipしていた作品。実在されいた方の話をもとに製作された作品で、少し観るのに勇気が必要だった。

ストーリーは、コンパニオンのチエはイベント会場先で知り合ったたろうちゃんと付き合うが、付き合って早々にがんを患う。一度は彼との距離を置くが、何も変わらないという約束とともに生きていく。。

榮倉奈々さんのロングヘアーのカツラが、いかにもかぶってますという物で最初は気になって仕方ない。
榮倉奈々さんと瑛太さんという人気若手俳優のキャスティングで、テーマが違えば色々な作品で共演しそうなお似合いな雰囲気。

闘病中もそれほど悲壮感はなく、淡々と進行していくが、やはり今回も柄本明御大がやってくれましたよ。
不器用な父親、娘のことをかわいくない親はいないけど、照れくさいのかチエとの距離がありつつ、誰よりもチエのことを愛している父親。

パンダケーキを食べながら突然、たろうちゃんにお礼を言うシーンは、観ているこちらも突然の涙腺崩壊。
手塚理美も自然な演技でステキだった。

若いキャスティングの映画は、回りを固めるベテランでグレードアップする映画のいい例だと思う。

エンドロールで流れる、jujuさんの「明日が来るなら」で「明日がくるなら 何もいらないよ」の歌詞がさらに心が苦しく涙腺崩壊が止まらなくなる。
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