子供服ファッションデザイナーが謎の病にかかっていく。美しいエヴァ・グリーンがじわじわと大変なことになっていく。トライポフォビアの人は注意。
序盤から野良犬侵入でダニ(?)を振り撒かれ状況を想像しただけで地味に気持ち悪いが、そこからどんどんおかしくなっていく。
あらたに家政婦がやってきてクリスティーンは頼りにしているようだが、夫と娘は怪しいその家政婦ダイアナに不信感。
どうなるのかこの話は?
いつのまにか家政婦として働くダイアナ、フィリピン、ファッションデザイナー、薬草など、何か裏がありそうな描写はたくさん。
繰り返される「私が助けます」の言葉、祭壇らしき飾り。
明らかになる事の根底にあるものは社会経済風刺にも取れなくもないやつで、他の映画でも描かれてきたことだったが、この映画、結末に至るまでの経過でねちねちじとじと迫ってくるあの感じが不気味すぎるので見入ってしまう。
「ビバリウム」のロルカン・フェネガン監督作、今回も複雑さはなく見せ方と雰囲気で最後までガッツリつかまれる映画。
好みでいうと「ビバリウム」の不条理さのほうが好きだがこちらもなかなか。
スーパーナチュラルホラー、スピリチュアル、遺恨怨念。
そしてまたラストにイヤな余韻残すね!
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