自動車開発以来の大発明AI人形ミーガンと心に傷を負った少女の邂逅。
サイコスリラーとしては及第点で、何よりミーガンの動きはリアルで良かった。
一方、会社的なセキュリティや詰めの甘さなど目につく部分も多く、程よいブラムハウス作品の域は出ず。
この手の作品ということで想像通りミーガンが凶暴性を増していくわけですが、最初のきっかけが唐突で「いきなりそんなことする?」だったので、なんだか最後の最後まで乗り切れず。
劇中のセリフにもあったけど、取ってつけたような設定であとはテキトーって感じでしたね。既視感もバリバリでしたし。
ちなみに犬は無事じゃありません…。
とはいえ、バイオレンス性はもっと激しいのを期待していたのでちょっと肩透かし。
人間がAIに翻弄され支配される未来を予期させるストーリーとしては及第点だと思うんですけどね。
それでも気になる点はいくつかあったのでそこそこなスコアになりました。
〈キャスト〉
ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)
ケイディ(バイオレット・マッグロウ)
デヴィッド(ロニー・チェン)
M3GAN(エイミー・ドナルド)
M3GANの声(ジェナ・デイヴィス)
コール(ブライアン・ジョーダン・アルバレス)
テス(ジェン・ヴァン・エップス)
カート(ステファン・ガルノー=モンテン)
セリア(ロリ・ダンジー)
※2023年新作映画77本目