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To Leslie トゥ・レスリーのseapointのレビュー・感想・評価

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)
3.0
人生は平等なのか。チャンスは皆それぞれに与えられ、それを活かすも潰すもそれで人生が決まるのか。

シングルマザーが宝くじに当たる。うーん、周囲に知られるのはちょっとね。当の本人は当たった気持ちが高揚して気が大きくなってしまう、あーあ。こういうタイプは大金を持たせてならぬ。後の祭り。どんだけ飲んだんだ?子供を放置してしまうほど荒れた生活。息子、よくグレなかったなぁ。これもナンシー夫妻のおかげか。

なぜだろう。周囲からは手を差し伸べてくれる人がいなかったのにスウィーニーらは本当に善人。レスリーが度々やらかしてもその都度チャンスを与えるし、立ち直らせた。これは神様が与えた最後のチャンスと試練。
皆に好かれなくて良い。たった1人でも彼女が大切に思う人がいるだけでいい。それこそ心の支えになる。自分のことは棚に上げてしまうが、人間だもん。ずる賢くなったり言い訳してしまう。畳の目のように生活は変わっているか分からないが丁寧に生きていくことが大事なんだなぁ。本当に彼女に手を差し伸べた2人のおかげ。そして息子が本当に素直で優しい子で良かった。
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