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カンフースタントマン 龍虎武師のsugioseptemberのレビュー・感想・評価

4.2
この作品で知ったのは、香港に映画が栄えたのは、その昔、日本軍が中国に進軍し、そこに住んでいた人は南に逃げ、その中に京劇の主だった人もいた。京劇は衰退していき、京劇の人たちが映画に進出してきた。 香港映画の歴史に日本が関与しているとは思わなかったです。

ブルース・リーの映像も多く使われ
いかにブルース・リーが
革新的で偉大であったかが紹介され、
ブルース・リー信者の俺も満足しました。

ジャッキー・チェンの映像も
たくさん出てきますが
ジャッキー本人の
インタビュー映像はありませんでした。

古くからのカンフー映画、香港映画ファンの方は心が鷲掴みにされる導入に続き、(ドラゴンロード)(プロジェクトA)等の懐かしのマースが、

駆け出しスタントマン時代に、スタントマン達が仕事を求めて集まっていた集合場所や、ゴールデンハーベスト社の跡地を訪ねながら、

自身の超絶なアクションスタントの日々を、あの人の好さそうな笑顔満載で語っていきます。

中でも(プロジェクトA)のジャッキーの、あの伝説の時計台からの落下シーンの秘話や、(ドラゴンロード)での自身の落下アクションの舞台裏等、

繰り返し鑑賞した伝説の名場面の裏側を、実際の本編映像を見せつつ描いていく、という構成になっていますので、

非常に分かりやすく、まるでアクション映画を観ているようなリズムで、テンポ良くアクションシーンとインタビュー映像が交互に流れるようになっています。

実際に今までにどれだけの無名のスタントマンが怪我したり、下手すれば亡くなったりしてしまったんだろうと思いました。

ちなみにスタントマン。広東語では武师、中国語では武行らしい。視聴中に学びました。