香港映画の黄金期となったカンフー映画を陰で支えたスタントマンに捧げる作品だ。
小学生の頃、番組表のゴールデンタイムは香港映画が頻繁に扱われていた。子どもたちは香港映画が大好きだった。
1980年代、主にジャッキー・チェンの映画を見て育った私は、中国人はみんなカンフーができると思い込んでいた。
きっと外国人が日本人はみんなサムライと誤解しているようなもんだろう。
「ノー」とは言わないスタントマンのチキンレースというかデッドヒートというか、どんどん演出がエスカレートしていってしまったことがよくわかった。
そして衰退へ
その理由はハッキリとは言われていないが香港の中国返還が大きく影響したのではないかと私は想像しています。
人財不足の課題に対して育成に力を入れて維持存続しようとしている動きが嬉しい。そして何よりも若い志望者がいることが嬉しい。
彼ら彼女らの活躍を期待したい。