午前10時の映画祭にて。
全体を通して古さを感じさせない映画だった。内容は誰でも先が読めてしまうベタな展開。演劇ファンのイヴという女性が周りを引っ掻き回していく。
最初から少し嘘くさいと思っていたらやっぱりな。こんな謙虚で慎ましやかな女いない。こういうタイプこそ強かな1面を持っているはずなのだ。
展開は読めてしまうものの、飽きることなく最後まで見ることが出来た。ウィットの効いた登場人物達の会話の数々。
また、最後のシーンでこうやって第2、第3のイヴが誕生していくのかと思うと笑いが込み上げてきた。
朝からこんな素敵な映画に浸れるなんて、贅沢な休日になった。午前10時の映画祭、最高。