ヨダセアSeaYoda

イヴの総てのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

イヴの総て(1950年製作の映画)
4.7
"みんながイヴを知っている
 でも、知られてないこともある"

"この業界にエゴのない人間なんていない"

【STORY】
 演劇と女優マーゴの大ファンだった純粋で孤独なイヴが、女優として躍進していく過程を描く傑作。


【一言まとめ】
●思惑が交錯する演劇界
●人の変貌と繰返しを描く傑作
●メインキャストの演技が皆凄い
●マリリンはチョイ役


【感想】
《マリリン・モンロー3貫》3貫目

 マリリンが出てた記憶があまりなくて…観てみたらかなりチョイ役でした。笑
 Filmarksのポスターがマリリン版なのはちょっと謎です。笑

 様々な思惑が交錯する演劇界で、イヴはいかにしてスター女優の座にのし上がったのか。色々な視点から彼女の姿を見ることができます。
 女性3人(イヴ、マーゴ、カレン)皆が実質主人公と言える作品で、3人も男性陣も、皆演技が素晴らしいです!!

 特に、マーゴ役のベティ・デイヴィスの演技と大女優オーラが物凄い…
 『何がジェーンに起こったか?』の復習を含め、ベティ作品もいくつか観たくなりました。

 人の変貌していく様と、役者の栄枯盛衰/世代交代、その繰返しを見事に描き上げる傑作です。ラストカットが最高!!

---
観た回数:2回
直近の鑑賞:U-NEXT(20.09.04)
ヨダセアSeaYoda

ヨダセアSeaYoda