このレビューはネタバレを含みます
ぎゃーーめっちゃリアル、大好きだ
憧れと嫉妬って表裏一体だと思う
憧れてたんだと思うっていうのは、自分がどん底まで叩き落とされてもう正直になるしかなくなった時にやっと認められた感情？
この子には負けるなとどこかで思いつつも目を逸らして、そんな人が自分より下にいるっていう優越感と安心感
だから社会がこの子を認めようとしたら引き摺り下ろしたくなるし、自分だけを置いていかないでほしいっていう本能が働くのかな
でも最初からこの子には俺がいないとダメだなって感じで付き合い始めたなら、憧れてたって浅はかな言葉だと思う
どちらにせよ社会から見て弱者である莉奈ちゃんを一番必要としてたのは修一で、でも修一にとっての一番の毒が莉奈ちゃんだったと思う
これが共依存？
自分の弱さに向き合うのって辛い
私にもぐさっとくるところが沢山あった
人間って厄介だな、そして恋愛は難しい！
最後どうなったのかはご想像にお任せだけど、そこもすごく好きだなー
とことんいいなーこの作品ってなった
