もりのはこ

Dr.パルナサスの鏡のもりのはこのレビュー・感想・評価

Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)
4.0
物語は続く。
未来を想像する時、色んな選択によって明暗が決まる。選択の始まりは自覚しているのに、だんだんと袋小路にはまって、どこへ進んでいるか分からなくなる。
望みは具体的なイメージがあるほどその通りに叶えられるそうだけれど、世界を自分のほうに引き寄せるためには『純粋な望み』かどうかが試される。想像力の強さが力を持つ鏡の中で、迷子にならないアントンが良い。ラストも好き。(^^)