イチロー51

離ればなれになってものイチロー51のレビュー・感想・評価

離ればなれになっても(2020年製作の映画)
4.0
ひとりの美しい女性と3人の男達が織り成す愛と友情の人間模様を描き、本国イタリアで大ヒットを記録した感動の群像大河ドラマ。

ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ミカエラ・ラマッツォッティ、キム・ロッシ=スチュアート、クラウディオ・サンタマリア、ニコレッタ・ロマノフほか。

16歳の時に知り合った3人の青年と1人の女性の40年に渡る人生を1982年から2022年までの時の流れとそれぞれの人生模様、そして歴史の画期的な出来事を絡ませて活写します。

主人公達の数奇な運命と喜怒哀楽の舞台となるローマの名所や海、森を映し出す
カメラワークと、主人公達の心情に共鳴する音楽のシンクロが、映画的な躍動感を産み出している。

全ての人間模様が 絶妙にバランスよく物語が展開され、 演技も音楽もテンポも良くて、 とても素晴らしい。

ストーリー的には、日本人の我々には、少し違和感を感じざるを得ません。しかし、共感出来る内容も沢山あります。

4人の40年間の紆余曲折を経て、ラストシーンの大団円へと終着して行きます!

〜余談〜
「離ればなれになっても」は、そのまんまの邦題ですが、この邦題良い!