終始うるさいエディとヴェノムのわちゃわちゃを見守る本シリーズも、今やSPU唯一の成功作になってしまった感じがしなくもない…
最近アメコミ映画も足が遠のきつつあるけれど、ヴェノムなら観れるなと思える気軽さが良いんだと思う。
トム・ハーディがヴェノムに文字通り振り回されているのを笑って見ていられる本人プロデュース。
エディだけの時、ヴェノムと話している時、ヴェノムが外に出てきている時、トム・ハーディがどうやって演技をしているのか、改めて驚かされた。
マリガンである必要は無いのに、わざわざ共生させて生き返らせたのは、この二重人格の演技にも近いことをことをスティーブン・グレアムなら、トムハと対等にやってのけるからだよね。
監獄で座っているだけなのにオーラが凄かった。
エディとヴェノムの物語も、こんなに無茶苦茶な展開なのに、トムハの演技力が支えとなってラストに相応しい展開になっていたし、100分ほどで、無理に続けることなく、エンディングを迎えたのは正解だと思った。
2人の思い出と、マルーン5のmemoryが沁みる。