政治スリラーにヒーローものを織り交ぜるのは、キャプテンアメリカシリーズのらしさなんだね。
エターナルズが放置したインド洋上の物質を巡って、日米が戦争をしないためになんとか頑張る。
日米が戦争をしないた>>続きを読む
正しく悲しむことが時々わからなくなる。
今は悲しい時だ、きちんと悲しまなきゃいけない。
なきゃいけないから悲しむのか?
そんな自分は冷たいんじゃないのか。
それでも繊細さというやつは、
持って生きる>>続きを読む
When you finish saving the world.
ジェシー・アイゼンバーグ監督作品。
『リアルペイン』の予習を兼ねて。
上手く説明出来ないのだけれど、雰囲気がすごく素敵。
この作>>続きを読む
夏休みのTHE洋画であるこの作品が日本でヒット出来ないことに洋画不振を感じる。
グレン・パウエル(トップガンマーヴェリック)、アンソニー・ラモス(トランスフォーマー)で洋画大作のアクションスターを揃>>続きを読む
「ジェントルマン」を撮った人が次に「アンジェントルマン」を撮っているのだから面白い。
そして私から見ると、こちらは実話がベースになっていることもあり、「アンジェントルマン」の方が紳士らしく見えました。>>続きを読む
本屋で見て、元となったYoutubeの動画を見て、興味を持った作品。動画の部分は見ていたので、ここまで知っていて楽しめるんだろうか?思っていたけど、その部分はかなり序盤でサラリと飛ばしたので良かった。>>続きを読む
公開前から知っていて、日本での劇場公開を喜んだのに、慌ただしくて観れていなかった作品。
ようやく観れて嬉しい。
サリー・ホーキンスの好奇心旺盛で芯のある女性像、王様がとっても似合うハリー・ロイドの「>>続きを読む
監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル
原作 ニール・ゲイマン
JCMの『ヘドウィグ・アンド・ジ・アングリー・アンチ』はいつか見ようと思ってる作品だけと未鑑賞。ニコール・キッドマンが自分が演じるボディシ>>続きを読む
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:アーロン・ソーキン
どちらかというとアーロン・ソーキンが圧倒していて、台詞で作る映画全体の速いテンポを司っている。
時系列の回想を中心として、審問の場面と行き来す>>続きを読む
「僕はここにいるよ 君のいた場所に
いつか観た映画みたい冬を浴びて」
台湾の起業家ジミーは、18年前の思い出の人の故郷の地を訪れる。岩井俊二のLove Letter、スラムダンク、ミスチル、合作映画だ>>続きを読む
たとえそれがあの家族の物語でなくても、
クワイエットプレイスシリーズに根付く、パニックホラー×ハートフルストーリー。
今回の主人公のサミラは、末期のがん患者。
公開時の番宣でも、音を出してはいけない>>続きを読む
ジョーイ役の馬が名演。
アルバートは、映画版より先に成功した舞台版では、キット・ハリントンが演じた役。
NTLにあるのは違う人版なので、いつかキット版を見たいと思っている。GOTの前のキットさん。
映>>続きを読む
ある夫婦が住む家のなか、忙しなく電話の応対をし、料理を作る妻と、居間の真ん中にある椅子に座り神経質そうな夫。
そこへ次々の今晩のパーティの参加者となるメンバーが集まってくる。
三つ子を身籠ったカップル>>続きを読む
もう少し早く観ていたのだけど、初めて観た時から、今年ベストと確信をしたので、今日まで投稿をとっておきました。
私の2024年ベスト映画です⭐️
ポール・ジアマッティ
嫌われ者だけど、ぎりぎりチャ>>続きを読む
・主演男優賞
「ホールドオーバーズ」を観た直後だったので、ポール・ジアマッティだったのでは?と思ったけど、これはキリアン・マーフィー。3時間ずっと、オッペンハイマーだった。切れそうな神経の糸が張ってい>>続きを読む
デヴィッド・リーチがアクションを監修しているのかな?
とにかく見せ場はアクションシーンなんだろうなというのは感じた。
ずっと戦ってる、休みなく戦ってる。
つい最近までマッドマックスに感じていたのと同>>続きを読む
15年くらい前の洋画や海外ドラマを見ていると出てくる携帯"Blackberry"黒くて、丸っこくて、キーボードが付いて、電話とメールが出来る機械。
まだiPhoneが世に出る前、対人関係は苦手なメカニ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
フュリオサとジャックは恋愛関係にあると考えるジョージ・ミラー、環境が違えば婚姻関係だと考えるアニャ・テイラー・ジョイと、
2人の間に恋愛感情があるのは違和感だと考えるトム・バーク。
荒廃した社会で、>>続きを読む
「想像する明るい将来、まだ真っ暗、暗闇から抜けたい。明けるのはいつだろう?」
「自分達の時間である夜が終わってほしくない。こんな時間がまだ続けば良いのに」
この作品が意味する"明け方"はこのどちらもな>>続きを読む
「お前たちは足りないところを補い合える関係じゃない、同じところが欠けているんだ」
主人公の従兄弟が口にする言葉。
誰の人生も100点じゃ無いから、それぞれ欠けているところというのがあるものだと思う。>>続きを読む
「カランコエの花」でも思ったけれど、
中川駿監督は、そこにいそうな高校生を切り取るのが本当に上手い。高校生を描く話は多くても、こんなにリアルな感覚を覚えることは無い。
主人公となる少女たちは4人。そ>>続きを読む
もがき苦しんでいる時ほど、良い作品が生まれる。それはアートの本質なのかもしれない。
どうしたって逃げられない苦しみを、消化するために絵を描く、音楽を奏でる、文字を書く。
見た人、聞いた人、読んだ人が、>>続きを読む
その人やそのアーティストの全てでなくても、あのフレーズが、あの歌詞が、魂を揺さぶるような音楽と出逢えた時の感動を描いている作品。
オープニングの曲のイントロが流れて、「It's a sin」だ!って>>続きを読む
話題の最新作を飛行機の中で観れるのはラッキーだけど、この臨場感は映画館で体感するべきものだと思う。映画館で観るほどの迫力や音の凄さを感じられなかったのが残念。
アメリカにおける人々の現状がどこまでこ>>続きを読む
1960年代。
中絶が禁止されていた時代のフランス。
学位を取り、教師になりたいと思っていたアンヌは予期せぬ妊娠をしてしまう。
「女性には選ぶ権利がないと思われている」という台詞が、たった半世紀前の>>続きを読む
私は踊る大捜査線シリーズに何の思い入れも無いというか、観たことないので、これだけ観ると何がどう違うのかは分からないけれど、
イメージする今までの踊るとは、違う作品なんじゃないかと思う。
一方で、過去作>>続きを読む
役者が監督をやる時って、どちらかというと役者目線、キャラクター目線かなと思うのに、どちらかというと撮影や演出に重きを置いている。
ワンカットワンカット絵画のように凝っていて、閉塞感のある町、奇抜な建物>>続きを読む
長久允監督って、お名前は観たことあったけど、初めて作品を観た。
編集がめちゃくちゃオシャレで、場所はいつも変わらないのに、何度も新鮮に映る。
色味やワンショットワンショットも強烈で、48分という中編に>>続きを読む
アリーチェ・ロヴァルケルという監督は、現代の社会的な問題と伝承を使って、新たなる神話を映画というフォーマットで作る人なのだなと思った。
今作は「幸福な王子」とキリスト教の「ラザロ」のモチーフを用いて>>続きを読む
現在と過去、現実と幻想、生者の世界と死者の世界。
主人公アーサーは、その2つを行き来して、亡くなった恋人の幻影を追っている。
過去に囚われ、死者を想うアーサーは、昔の墓を見つける才能がある。
墓を見つ>>続きを読む
放蕩息子のハル王子。
昔、ホロウ・クラウンでトムヒがやっていたね。
15世紀初頭といえば、日本でも戦国時代。
どこの国でも国内で争っていたし、どこの国でも跡目争いは深刻だと…
酒浸りで、快楽に興じる>>続きを読む
若手随一の天才肌森七菜と奥平大兼。
この2人の組み合わせはもっと多くのパターンでみたいが、今作は不眠症の高校生たち。
2人とも、現在眠れないという悩みがあって、過去にその原因となった出来事があって、同>>続きを読む
なぜか4作目から観た怪盗グルー。
何が怪盗グルーシリーズにとって通常運転なのか、これを見ることでようやく分かった。
グルーと家族とミニオンがいて、さらに悪党がいて、仲間なのか足手纏いなのか怪しい連れ>>続きを読む
日本ドラマベスト3に入るほど大好きな「アンナチュラル」とその次点な「MIU404」。ドラマ内でも一部絡みがあったけれど、そのふたつの世界がさらに広がる映画が出来ると知った時から大興奮。
録画視聴、配信>>続きを読む
"bye motherfucker"
完璧過ぎる、決め台詞。
字幕より、この台詞が完璧。
『プリシラ』のケイリー・スピーニーが、逞しく化け物と戦うヒロインがこんなに似合うと思わなかった。
レイン、大>>続きを読む
ドラマ版と映画版のミスター・ダーシー。
戦時下の秘密の作戦について描いているものの、Wダーシーかつ恋に落ちたシェイクスピアの監督なので、中盤主に描かれるのが恋愛描写なのが思ってたのと違ったかな。
と>>続きを読む