ロールシャッハ

クリード 過去の逆襲のロールシャッハのレビュー・感想・評価

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)
3.5
過去に打ち勝てるか

スタローン不足と最後のアニメで目が少し曇ってしまったので、冷静な評価が難しいですが、今回の敵やクリードが乗り越えたものは素晴らしかった。

地位と名誉、そして華々しく1のラストボスであるコンランをKOで華々しく引退したクリードにとって、自分の逃げた過去が襲って来る。

何もかも失いかけたクリードにビアンカがかけた言葉が胸に刺さった。
あなたは子供だった、逃げても仕方がない。だけど、やるべきことはわかるわね?

自分の過去に決着をつけるためクリードは再び立ち上がる。

ファイトシーンが進化していて、相手の弱点やゾーンに入ってる時にスローモーションを多用したり、景色が変わったり、ボクシングのアニメを観ている感覚になった。

俳優同士なのが良かったし、ジョナサン・メジャースなので、顔芸とウシっ!が良かったし、お互いの表情や読み合いが感じられて演出は良かった。
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