たけp

オットーという男のたけpのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.0
嫌われ者の主人公オットー(トム・ハンクス)の近所にメキシコ人夫婦が引っ越してきたことで心を開いていくストーリー

設定はクリント・イーストウッド「グラントリノ」に似てるけど、こっちのほうがコミカルにできてる

オットーは性格の悪い嫌われ者という設定だけどそもそも悪い人には見えなかった
オットーがゴミの分別にうるさいのも良いことだし、一番悪いのは分別しないでゴミを出してる住民だろう

○よかった
「最強のふたり」で金持ちで性格の悪い年寄りが最後まで何も成長しないのに対して、オットーはちゃんと成長してる
「最強のふたり」より上

●悪かった
回想シーンが何度も入るせいでテンポが悪い
とくに悪かったのがオットーに妻と子供がいない理由を説明するシーン

・回想シーンでオットーに嫁と子供がいない理由を見てる側に説明する

・現在の時制でもう一度マリソルに嫁と子供がいない理由をセリフで説明する

2回も同じ説明を見せられる
これ本当に不要だった

YouTuberもどきが自分は正義の味方みたいに活躍してるのも嫌だった
メキシコ系家族の子供がルチャリブレの人形で遊んでるのはプロレスファンから見ると微笑ましい光景
たけp

たけp