世間縛苦

オットーという男の世間縛苦のレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.7
久しぶりのトム・ハンクス。
個人的にクリント・イーストウッドがちらつくストーリーだけど、車種の下りや言葉運びがクスッと来る感じが良かった。

人は社会性を身に着けてしまったからなのか?生きるために体得したのかは分からないけれど、孤独とは自由なようで一番の痛みなのかも。

リアルOTTOを地で行く近親者を思い出し笑い事ではないと感じる場面もあったが、結局は身から出た錆だし、振り払われた手を何度も差し出すほどこちとら社会性を持ち合わせていない。