Fabu

オットーという男のFabuのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.9
わが子に送る予定だったベビーベッドの贈呈、ローテクなマニュアルセダンから大型SUVへの乗り換え、ここがオットーの精神的変容を象徴してるシーンだと感じた。

悲劇に見舞われたが故に最愛の妻との懐古を美化し澱のように積もって自身を枠に閉じ込めて偏屈にしてしまった。
そのオットーをマリソルの無垢な侵犯が解放した。

big heartを取り違えて産気づくとこ笑ったな。いい映画でした。
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