としくん

オットーという男のとしくんのレビュー・感想・評価

オットーという男(2022年製作の映画)
3.5
普通に良くまとまっていて、良い映画でした。
『ヴィンセントが教えてくれたこと』をちょっと柔らかくしたような映画というのが正解に近いと思います。
普通の人はトム・ハンクスを誉めるでしょう(最初こそ柔らかさを封印して好演してたのに結局最後はいつものトム・ハンクス、、ここがいいのかもしれないがそんなにすぐ、閉じ切った心が開くかなぁと疑問。ラストも個人的にはいらなかった)
この映画のMVPはアリアナ・トレビーニョ(初見だし誰やねん?)で間違いない。これ、アカデミー賞ノミネートされても良かったやんな?
クッソおせっかい隣人なのに、憎めない温かさをもたらせた好演。無名なのか知らんけど、とにかく自然体の演技だし、すっと入ってきたよ。たまにはアメリカン・ドリームがあった方が視聴率も良くなりそうだが。。
だけど、やはり全体的にヴィンセントには届かず。映画ってムズカシイ
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