数年後には午後ロードで放映をされていそうな、気軽に見られるジャンル映画でニール・マーシャル監督作。ソビエト連邦の名前×過去に残した謎の施設が出てきただけで、この映画はこういう系って伝えてて、おまけにサクサク進むから、退屈する暇ないですね。
てっきり前半の展開からカーペンターの『要塞警察』みたいな話と身構えてたら(残念ながら未見です)、「団結」が物語のテーマであるのが熱いです! 敵だと認識してきた者に非常事態で命を救われ、徐々に互いを信頼していく過程が非常に素晴らしく、そこもまたジャンル映画の利点を押さえていましたね。
けれど一人も仲間は見捨てないって言っておきながら、たった一人の救出のために何人も犠牲にさせてるところのツッコミどころとか色々「?」ではありました。
終わり方もユーモアを交えたものになってたし、午後ロードでのオンエアは絶対確定ですねこれw