まなか

シモーヌ フランスに最も愛された政治家のまなかのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この女性を知らなかった。
中絶合法化をした女性。ユダヤ系フランス人。アウシュビッツからのサバイバーでもある。弁護士を経て大臣にまでなる、男社会で。
演説のシーンでは男しかいない罵詈雑言、女性軽視発言の中耐えるシモーヌ。
女性は夫の付属品でもお飾りでもない!
エイズ患者、囚人たちの人権、孫権のためにも動く。特に女性が危ない、と。レズビアンの女性も刑務所に入れられたんだろう。
売春するしかなくエイズに罹患した女性が言った『世界は変えられる?』
母は昔『自立しなさい』と末っ子のシモーヌに言った。
シモーヌの仕事に息子たちは誇らしいと言った。夫は家族を蔑ろにしてると言ったが母が闘っている姿、功績を見てきたら子供でも誇らしいとわかるよ。寂しいのはシモーヌも息子たちも同じだ。












思うことがあり書きます。多様性という言葉が映画に出てきて今は普通に使われる言葉。
シモーヌに怒られるかもしれないが。
今、日本では先人たちが頑張って女性の今の居場所を作ったのにトランスジェンダー、心が女だと言い張り体は男なの手術もしていない、戸籍を女に変えていないのに侵入してくる。これを言うと差別だ!とキレる。海外ではスポーツ競技で女性が勝てなくなっている。身体的性別は変えられない。腕力で元が男には勝てない。
女子トイレにまで侵入してくる。女子専用トイレが無くなりつつある。恐怖でしかない。私はフェミニストだが男を歓迎していないし極端な左派でない。
ただ私は女性の人権を守りたいだけだ。
まなか

まなか