1970年代のフランスがいかに差別的で前時代の色濃い社会であったかに驚くと共に、少なくとも女性の地位についてはその後の50年で劇的に進化したことがわかる。立ち止まっている日本、歩き出したフランスの違…
>>続きを読むある女性の生涯を幼少期から現代まで行き来するからちゃんと見てないと理解出来ないけどずっと闘い続けるのは凄かった
アウシュビッツ収容所から生還したからこそ誰であれ人権を守り続けるシモーヌの行いはずっと…
力のある無駄のない演出!!
テンポもすごく良い。
そしてエルザ・ジルベルスタイン!
最初びっくりしたわ。
あれ?この人いくつだったっけ?ってw
エロディ・ブシェーズ出てきた時はなんだか感慨深かっ…
ユダヤの血を引くフランス人女性、シモーヌの生涯。フランスで政治家となり、EU州議会議長にも就任した彼女は、女性の権利、そしてかつての経験から刑務所の囚人の権利のために戦った。
おおおおおおおお女性…
壮絶な人生を歩み、それを生き延びたことをアイデンティティにして女性とか病人とか、恵まれない人とかのために尽力した彼女のパワーは伝わったけど、出自が出自だけに中東の問題にはイスラエル寄りのままお茶濁…
>>続きを読む冒頭の中絶を合法にする議論の反対派の男たちの意見が酷くてウゲーってなった。女性とか虐げられてる人のために改革した人なのね。すごい人だ。フランスの政治家は全然知らないから勉強になった。
ストーリーは時…
今、リベラル・デモクラシーの危機に瀕している時期にタイムリーな気持ちで観ることができた。EUの存立が問われる時期に、シモーヌはどんな気持ちで現世を眺めているのだろう。
わたしが聞き知っていたシモーヌ…
オリヴィエダアンと言えば「エディットピアフ」で魅せてくれた、時系列を崩しながらも、主人公の姿形をしっかり捉えてくれた、あの魔法のような演出。本作でもその手法で挑んでいる。「グレースオブモナコ」が今一…
>>続きを読む[Story]
1974年、フランス・パリ。カトリック人口が多数を占める男性議員ばかりの国会でレイプによる悲劇、違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示し、圧倒的な反対意見をはねのけて…
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