ある晴れた朝 全てが始まる
突如 我が身を襲う 不安で覆い尽くすような変化
扉を開けたくても鍵が取っ手が見つからない
扉の向こうで開け方を囁いている
本に挟まれた栞が残す面影
この失いかけた世界で
大切な人に寄り添ってほしい
サンドラが流す涙は喪失の色
彼が何かについて絶望しているのは本当は自己自身についてであって自己自身から抜け出そうとしているとキルケゴールが言っているのと出てくる人達を重ねてるのかな
誰もがたくさんのものを失くし
自分の帰る家を探して彷徨っている
この広い世界に何処だかははっきりはしないのだけれど
方向だけが分かっていればいい
間違いながらもきっと到達できる
そんな気持ちになれた