『それでも私は生きていく』(2022)
原題:Un beau matin
シングルマザーのサンドラは、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで暮らしている。サンドラの父ゲオルグは以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズと共に父のもとを頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、旧友クレマンと再会し恋に落ちる。(映画.comより引用)
たまたまシングルマザー×フランス映画を2連続。mommyとは方向性は違うものの、シングルマザーが新たな家庭を作り、子どももその輪に入っていく点では同じであった。
レアセドゥの幸せなのか不幸せなのか周りにはわからないような、それでも生きていかなければいけない絶妙な匙加減の芝居が良かった。
2024-288