死にたい男×食べたい男。
摂食障害の妻に先立たれ絶望した夫、ジェド。人生諦め死にためなジェドはバーで怪しげな男ライオネルと出会い、自殺を手伝う変わりに人肉を食べさせて欲しいという契約を承諾しライオネル宅へレッツゴーするが結局は後悔しちゃう人肉ダークコメディ。
一部のゴア映画好きなら「この設定、おやや?」と思った人も居そうですがそうです、ドイツのうんこ大魔神ことマリアン・ドーラの「Cannibal」と元ネタが同じです。
ゴアに関しては指切断はそこまででも無かったけど、腕切断時が勢いもあって結構良かったですね。
ちぎれそう...ちぎれなそう....の所がなんとも痛そうだったし血がちゃんと赤黒いのもポイント高い。
痛さに慌てふためくジェドを落ち着かせる為に急いで鎮痛剤を取り出しめちゃくちゃ雑に砕き飲ませようとするアワアワシーンが一番笑った。
というかライオネル宅、「The Night of The Virgin」並みにきったなくて既視感あった自分がなんか悲しかったですえ。
まあ全体を通しグロコメディとして中々面白かったですし、何より腕切断シーンの痛々しさが良い。
その後の腕調理とか、そのまま焼くとかではなく結構真面目に捌いたりしてて手慣れてる感も好き。
なんやかんや言って指を焼いてる所が一番美味しそうでしたが、私は飾られていたライオネル母の全裸の絵を見て金魚鉢にゲボるジェドのシーンが一番好きでした。金魚可哀想...
視聴 2024年3月31日