たむ

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャルのたむのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

今年のMCU作品ではダントツで最高傑作です。
45分、一瞬も目が離せないパロディと風刺に満ちた展開から、まさかの涙涙の感動巨編になるとは、やはりジェームズ・ガン監督はとてつもない映画作家です。

そしてケヴィン・ベーコンさん。
完璧でした。
エミー賞のゲスト賞は決まりでしょう。
ベーコンさんの起用は様々な想像をしました。
『スーパー』からの友情出演。
『X-MENファースト・ジェネレーション』からのマルチバース。
そして最高の選択肢である、本人役だったのです。
『フットルース』と『13日の金曜日』を持ってくるとは!
ベーコンさんも操られたり、正気に戻ったり、クリスマスソングまで、素晴らしいパフォーマンス…。
しっかりと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をやりながら、今の地球のチャイニーズシアターの前での展開も、絶妙なパロディとなっています。
サノス事件後の地球でもありつつ、今の現実の地球でもある、ここしかない再現。
爆笑の後の兄と妹の真実の告白など、バカバカしい物語は、クリスマスの奇跡へと流れていく。
完璧なコメディであり、クリスマス映画に欠かせない、愛と奇跡も描き切る見事な作品ですね。
たむ

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