アユンのような女には好かれたくないしジャンみたいな男に惚れたら身の破滅
出てくる女性が珍しく誰も美しくないのと絶好調に泥沼化する悪夢を見せられた
事件を捜査し始めてからというものヤン刑事は蟻地獄に嵌まっていくようにもがきながら落ちていく
転落死したタンを調べるヤンの横を振り返る過去が通り過ぎてゆく見せ方
犯人捜しを考えながら事件の深部に入っていけた
不幸の極みで結ばれている3人が焼かれる死体を見る顔の穏やかなのが体の奥に鬼がいることを伝えてきた
私はこのシーンがとても好きです 不合理を噛みしめる姿に美しさと醜さが背反しあって人間本来の生身を感じる事ができた
「イングロリアス・バスターズ」でも誰にもなりたくないという人物像しかなかったのと同じように誰もが嫌な感じがした
嵌まらないんではないかと観ていたけどしっかり面白かったです
