mikanmcs

レッスンプランのmikanmcsのネタバレレビュー・内容・結末

レッスンプラン(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレはありませんが、作品を貶していますので、未見の方や本作をお好きな方はここでお引き返しくださいませ。すいません。(といっても本作は現時点でレビューが37個しかないから、まあ心配ないか。。。)

--
ネットフリックスのTop10映画リストを眺めていて唯一興味を引いたアクションものだったので、前提知識無しで鑑賞しましたが、単なるポンコツ映画でした。

主人公は元警官。親友の高校教師が学内での麻薬の蔓延を暴こうとして殺されたので、復讐のために高校に入り、麻薬組織と裏ボスを追求する、というありがちなお話です。

見始めたらコトバが英語でないので「???」と思ったら、なんとポーランドの映画でした!ポーランドの映画なんて、アンジェイ・ワイダとポランスキーくらいしか知りません。珍しい、、と興味津々で見始めましたが、学校の様子とかアメリカの学園モノと変わらず、特にユニークな点もありません。要は「野獣学園」みたいなアメリカの不良学園/犯罪B級アクションでした。

一番感じたのが、格闘場面のタルいこと。動きが遅いし、単に殴り合ってるだけだし、当たってないのミエミエだし。。昨今のハリウッド(ex. チャド・スタエルスキー)や香港(ex. ドニー・イェン)のタイトで工夫に富んだアクションを見慣れてしまっている目には、初めこそ「え?なんだこれ?」と新鮮でしたが、1-2分もすると「なんだかなー」と冷めてしまいました。

セリフでブルース・リーへの言及が有ったり、棒術が出てきたり、で制作陣がアクション映画が好きなんだろうなあ~という感じはおぼろげに伝わってくるのですが、なにせ話がポンコツでアクションがタルくて、いいとこなし。「カネないけど、制作陣のアクション映画への愛が感じられる」という意味では、以前観た「デンジャラス・ミッション」はコメディ要素を入れて「愛すべきC級アクション」の味わいを醸し出していましたが、本作はシリアス側に振っているので、そのような愛らしさもなく。

まあ最後まで観たので記録のためレビュー書きましたけど、「時間返して!」って感じ。

最近、ネトフリのオリジナル作品見てガッカリすることが多いです。もう余程の前評判がいいもの以外は、見ないようにしようと思いました。(あ、でもナイブス・アウト/グラスオニオンは見ます!)
mikanmcs

mikanmcs