ネトフリで続編が公開されたので興味を持ちましたが、第一作を観ていなかったので予習。
一般人による超能力者への圧政が続く未来社会。貧困の中で病気の母の手術費を稼ぐために、次第に悪の道に入っていく主人公。。設定的にもっとSFチックな映画かと思ったら、SFフレーバーのクライム・アクションでした。超能力者の様々な能力が出てくるし、ドローンが大活躍するし、ロボット警官が飛びおりて地面に降り立つさまもカッコいいし、ワイスピのハンもでてくるし。。クライム・アクションにトンデモ設定を持ち込んだ「ゾンビコップ」や「ヒドゥン」に似た味で、目先が変わってまあまあ面白かったです。ほのかに漂うＢ級感も良き。
ただ冷静に考えると主人公は完全なマザコン男だし、強盗しても失敗ばかりだし、最後は愛する母親を死なせるし、、と最初から最後までいいところが一切なし。変に真面目で煮えきらない行動が観てて歯がゆく、もっと振り切って悪事を突き詰めてくれたほうがアンチヒーローものとしてスカッとしたのではないかとさえ思いました。
ネトフリの続編どうしようかな。。。。微妙。
