タルカル

愛と哀しみのボレロのタルカルのレビュー・感想・評価

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)
4.1
激動の時代における二世代に渡る壮大なドラマ。登場人物がめちゃくちゃ多いが、その分それぞれが交じり合うときや、つながりが見えてくる部分が面白い。結構な頻度で挟まれる様々な演奏シーンはどれも良い。ラストの展開も群像劇好きにはたまらない。

淡々としている部分も多く、個人的にはもう少し掘り下げたり、感情移入させたりする部分も欲しかったけど、その辺は完全版にてってことなのかな(今のところVHSとLDのみらしい、、残念)。単純に自分が展開の速さに混乱した部分もあるんだろうけど。
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